
『【再更新】Cyberpunk [サイバーパンク] 2077 SS147枚』


2077年、ネオ東京にある巨大な未来都市ナイトシティ。
技術と医療の進歩によってサイバー化が当たり前となったことで、あらゆる者がここを目指してやって来るようになった。
◆【サイバーパンク2077 ― [日本語吹替版] ゲームプレイトレーラー】
その結果、強盗、暴力、殺人、麻薬密売、武器売買などの犯罪が広く蔓延し、ナイトシティにある警察組織だけでは手に負えない事件が増えることとなった。私は それら犯罪を取り締まる「公安9課」の草薙素子だ。
おまえ達にあえて言う。『世の中に不満があるなら自分を変えろ! それが嫌なら 耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らせ!』
スマホorタブレットでは PCビューまたは横画面を推奨)
◆【サイバーパンク2077:仮初めの自由 [日本語吹替版] 公式シネマティックトレーラー】
◆【Origa - Rise (攻殻機動隊 Ghost in The Shell 2nd GIG)】
この話は、まだ公安9課が正式に誕生する前の話だ。
ネオ東京にある中国大使館を 9人のテロリストグループが占拠。アジア難民の受け入れ即時撤退と、出島など国内に5箇所にある招慰難民居住区の完全閉鎖を求め、
承諾しなければ人質を殺すとの声明を発表したが、県警SWATの突入による強襲作戦によってテロリストは制圧された。

しかし事件後、内閣情報庁代表補佐官の合田一人が「個別の11人ウイルス」を作成。このウイルスは「初期革命評論集」を電脳内に保持していることによって感染するように仕組まれていた。

感染者の中から発症因子を満たしている者のみ発症し、「難民を攻撃することで、難民の蜂起を促す」という行動(「奉仕」と呼ばれる)を始め、最終的には「英雄の最後は、死によって締めくくられる」という思想に従って、自殺や集団自決をする。

ウイルスの発症因子は「義体化率が高い」「義体化以前の生身の時に童貞であった」というものである。また、ウイルスに感染した者は「初期革命評論集」の中に 幻の一編「個別の11人」が存在していると思いこみ、「個別の11人」を「聖典」と呼ぶ。

その感染者のうち、[クゼ・ヒデオ (九世 英雄)]は「個別の11人ウイルス」に感染したが、「難民を攻撃することで、難民の蜂起を促す」という行動に疑問を感じ、最終的に集団自決を思いとどまる。

クゼはハブ電脳を介して およそ300万人の難民の指導者となって、日本政府に出島を独立国として認めさせるために戦うことを計画するのだが、そのクゼがこのナイトシティに潜んでいるという情報を掴んで仲間のジャッキーと共にクゼを追った。

そのクゼは元陸上自衛軍の軍人で、世界有数の造顔作家が手がけた美しい造形の義顔(表情を持たない割には整っているという意味であり、突出した美形という訳ではない)と、耐用年数切れながらPKF仕様の高度な完全義体を有している。

その後、難民問題を悪化させるために合田が放ったウイルス“個別の11人”に感染。義体化以前に童貞(義体化後は不明)だった為に発症するが、
『革命の目的達成のために、難民のリーダーとして行動することが最善の手段である』と考えていたクゼは、“個別の11人”による難民解放という目的達成のための難民攻撃という思想が「思想誘導」であることに気付いてウイルスの分離に成功する。
健康体となったクゼは「ハブ電脳」を介しておよそ300万人の難民の指導者となって難民の支持を得るべく日本政府に対し、『出島難民居住区を「独立国」として認めさせるために核武装する』という壮大な構想を提起して実行していく。

難民の記憶とゴーストをネットに運び去り、強制的な進化を得るという革命は成功すれば救済となるが、失敗すれば大量殺戮となる。
その場合は、かつて人生を達観した時に最も自分自身を失望させた、無責任に孤人の複合体としてネットというインフラを食い潰してきた者達への復讐としての革命となるのだと、クゼは理論付けていた。

私は幼少期、このクゼと会っている。私が事故で身体を失い、初めて義体を持った日、同じ事故で入院していた少年がいた。
私が折り紙を見つめていた時、左手しか動かない体で折り紙の鶴を折ってくれた少年。それがクゼだった。

それから20年が経ち、私がこのナイトシティに来てからは3か月が経った。しかし、このナイトシティはあまりにも巨大すぎていた。

表向きは立派な一流企業が、裏では武器売買や麻薬密売などに手を染めて莫大な利益を手にしている。

表社会で生きられない者は裏社会へと落ち、サイバー化した義体で殺人までも請け負う。

ある者はギャングとなって集団で抗争を起こして裏社会の縄張り争いなどで日々、事件を起こしていた。

この都市のどこかでクゼは生きている。彼がその間違った思想で大規模なテロを起こす前に、なんとしてでも食い止めなければいけない。

潜入捜査官として裏社会に侵入していた私は、1人の男と知り合うことになる。

その男の名は『ジャッキー』。サイバー義体の集団に囲まれて危うかった時に助けてくれたのが彼、ジャッキーだった。

しかし彼、ジャッキーもまた、潜入捜査官だったと後で知ることとなる。

ジャッキーが潜入捜査官になって、もう3年が経つという。彼はすでに裏社会では顔が利く存在となっていた。

ジャッキーと仕事の話をする時は決まって、彼お気に入りのクラブだった。逆にこのほうが怪しまれない。







話によると、ジャッキーの仲間の潜入捜査官の身元がバレ、束縛されて危ない状況だと言う。

ジャッキーの身元がバレる心配はないそうだが、彼はその仲間をなんとか助けたいと私に言ってきた。


ジャッキーに借りがある私は断るわけにはいかないだろう。分かった、手を貸すわ





ジャッキーが仲間に頼めば、ありとあらゆる武器が手に入る。心強い仲間ね。





そして私はジャッキーと2人で、その仲間が囚われているアジトに突入する。
◆【rise 攻殻機動隊S.A.C.2nd GIG【MAD】】



ジャッキーの仲間を発見したが、すでに瀕死の状態だった。なんとか助けてあげたい。

助かった。応援部隊が来てくれた。彼女に蘇生措置を施して病院へと運んでくれると言う。



長い1日だったわね、ジャッキー。お役に立てたかしら?

自宅まで送迎してくれると言うジャッキー。優しいところもあるのよ、彼。






ナイトシティは眠らない都市。あちらこちらで事件が起こっているわ。



…クゼ、いったい何処に潜んでいるの…



やっと自宅に帰って来たわ。









翌日にジャッキーからまた呼び出しされたわ。今度はなんの用かしら。









外は晴れているようね。また今日も長い1日が始まるわ。







屋台から呼び出しなんて、デリカシーの欠片もないじゃない。





ジャッキーの車で、ジャッキーのアジトに行くことになったわ。




私とジャッキーは、ひたすらクゼを探し続けた。

クゼ… 何処にいようが、かならず貴方を捕まえてみせるわ。

クゼは必ず、このネオ東京にいる。そう囁くのよ、私のゴーストが。
◆【AMV攻殻機動隊2ndGIG STAND ALONE i do】















































それから半年も経たずに 私とジャッキーはクゼを捕まえた。この件が警察上層部に知られると「公安9課」設立の話が内密に出た。

その頃、公安部に所属していた[荒巻大輔]に 内閣総理大臣である茅葺総理から直々に「公安9課」における課長職の依頼があった。

荒巻大輔は優れた政治的手腕と豊富な人脈により、茅葺総理からは「切れ者」と評されている。そして ジャッキーはレンジャー隊員となって義体化および義眼化し、名前もジャッキーからバトーへと変えた。
~そして、あのクゼ逮捕から半年。ネオ東京に[公安9課]が誕生した。

◆【サイバーパンク2077 — [日本語吹替版] Seize the Day】
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